防爆仕様に関する問い合わせ時に必要な情報はなんですか?

防爆対応には、以下の情報が必要になります。

  • 製品の仕様

  • 危険場所の種類

  • 発火度もしくは対象ガス

  • ※危険場所の種類の選定に関しては、所轄の消防署への相談が必要です。

    必要情報の詳細

    製品の仕様について

    製品の仕様については、電源電圧・加熱能力・冷却の有無などの情報が必要となります。
    詳細は、ダウンロード資料内「防爆 仕様検討シート」をご覧ください。

    資料ダウンロードはこちら

    危険場所の種類の選定について

    特別危険箇所
    (0種場所、Zone0)
    爆発性雰囲気が通常の状態において、連続してまたは長時間にわてって、もしくは頻繁に存在する場所
    第一類危険箇所
    (1種場所、Zone1)
    通常の状態において、爆発性雰囲気をしばしば生成するおそれがある場所
    第二類危険箇所
    (2種場所、Zone2)
    通常の状態において、爆発性雰囲気を生成するおそれが少ない、または生成した場合でも短時間しか持続しない場所

    危険場所の種類選定に関しては、所轄の消防署への相談が必要になりますので、お近くの消防署へご連絡ください。

    危険箇所についての詳細はこちら

    対象ガスについて

    代表的な爆発性ガス

    代表的な爆発性ガスの爆発等級と発火度

    代表的な爆発性ガスの爆発等級および発火度(工場電気設備防爆指針による分類)

    G1G2G3G4G5
    1 アセトン
    アンモニア
    一酸化炭素
    エタン
    酢酸
    酢酸エチル
    トルエン
    ベンゼン
    メタン
    エタノール
    酢酸イソベンチル
    1-ブタノール
    ブタン
    無水酢酸
    プロパン
    メタノール
    ガソリン
    ヘキサン
    アセトアルデヒド
    ジエチルエーテル
    2 石炭ガス エチレン
    エチレンオキシド
    3 水性ガス
    水素
    アセチレン 二硫化炭素

    爆発等級の分類

    爆発等級(スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値)

    • [1]…0.6mmを超えるもの
    • [2]…0.4mmを超え0.6mm以下のもの
    • [3]…0.4mm以下のもの

    爆発等級の分類について詳しくはこちら

    発火度の分類

    発火度発火点(℃)許容最高表面温度(℃)
    G1 450を超えるもの 360
    G2 300を超え450以下 240
    G3 200を超え300以下 160
    G4 135を超え200以下 110
    G5 100を超え135以下 80

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    ・危険箇所の分類について
    ・防爆検定について

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